こんにちは、やっこです。
今回の記事は、これから土地購入をしようとお考えで、実際希望の土地が見つかった時の動きを知りたい方の参考になるかと思います。
やったことはごく一般的なことですが、やっこの土地購入時の実体験をリアルにお伝えします。
2020年初旬から約1年半家を探しに探して土地を購入、タマホームでの建築に至った、やっこ自身の実体験、そして宅建とAFPの知識を交えてお伝えします!
土地情報発見〜申込(買付)までにやったこと
2020年初旬に家づくりを考えはじめて早1年が経過していた頃です。
建売を何軒も見学行ったけど一発目のお気に入り物件を買い逃してから、土地から新築•中古•建売購入に至るまで全ての情報をみながら日々を過ごしていました。
家族会議の末、エリアは絞れていて、おおよその相場は頭に入ってました。あと自己資金とローンの金額も把握していました。あとは物件さえ出てくれば買える準備はできていました。
ただ毎日情報見返しても不動産情報てそう簡単には動がないものです。
正直このまま希望のエリアでお買い物は物件出てこないかもなと思ってました…
やったこと①ずぐに問い合わせして購入意思を伝える
情報を見つけてすぐに掲載先に問い合わせをしました。
問い合わせ先は大手不動産仲介会社のN社。当時の感覚ですが、SUUMOのような媒体に大手不動産仲介が掲載している情報をみる機会は少なかったので、そこに違和感がありました。
価格に対しての相場感はほぼ同じでしたが、値引きしてくれるなら少しでもお願いしたかったので、最初は大きく300万くらいから、落としどころ150万引きで買えたらいいなって考えました。
別記事で同じ不動産情報…どの会社に連絡するのが有効?を載せますのでそちらも良かったらご覧ください。
会話内容はこんな感じでした!
SUUMOに掲載されている物件購入したいんですけど、まだ物件残ってますか??
残ってますよ。売主さんから預かってるので間違いありません!ただ問い合わせはめちゃくちゃ多いです。
かなり前向きに購入を検討しています。御社が売主側の仲介なんですね。この物件すごく条件が良いですが何でSUUMOに載せてるんですか?
売主さんがこの土地を売ったお金で住み替えをするために売り急いでまして、もちろん自社のお客様にも案内してるのですが、SUUMOに載せることで問い合わせを増やして早く売買を成立させたいんです。
なるほど、ちなみに値引(指値)300万くらい希望なのですが…?
あーそれは無理です!それだったら他で決まります。(余裕)
そうですよね!値引交渉できるとしてぶっちゃけいくらですか?万くらい希望なのですが…?
ホントいけて200万くらいか、他のお客様の希望も聞いてみて、最終的には売主さん次第ですね。売り急いではいますが値引きにはシビアな売主さんです。
なるほど…分かりました。友人が不動産仲介やってるのでそちらの会社から購入申込出します。
N社は売主から直接物件を預かっている会社いわゆるブツモトでした。
これは非常にメリットです。売主と直接繋がっている仲介会社と繋がれたのはラッキーでした。値引交渉や競合している他の購入希望者の情報もリアルタイムで聞けるからです。
不動産屋の友人をなぜ通したのかはこんな理由でした。
仲介として不動産会社が2社いると1社あたり最大で物件価格の3%+6万+税(片手取引)ですが、仲介会社が1社なら売主と買主の両方から手数料がもらえます!(両手取引)
両手取引は不動産会社にとっては一度で2度美味しい取引なので、片手取引よりも成立への意欲が高まります。
今回、2780万の物件に掛かる仲介手数料は最大で983,400円・・・最大でというところがポイントで仲介手数料をいくらにするのかは不動産会社次第です。
これを友人を介してほとんどタダでお願いしようとしてました!N社に直接申込したら98万ですから、やっことしてはすごくお得な話でした。その代わり、取引の交渉などは全て自分でN社と行いました。
仲介会社は仲介手数料がメシの種なので、基本的には最大の金額で取引を案内してきますが、知り合いだったり、他社に仲介を取られるくらいなら仲介手数料を値引きして取引を成立させるなんてこともあります。
やっこは2,780万で友人の不動産会社からN社に買付出すことにして申込の準備を友人に依頼しました。
ここまで情報を見つけてから2時間ほど…
すぐに現地確認
現地をみるとSUUMOだけではみえない情報がたくさんみえました。
ほとんどパーフェクトでしたが、一点気になるポイントがありました。北側の擁壁高いけど、家を北側に寄せられないとか土地の利用に制限ある…?
隣地が3m以上高い場合ガケ条例という制限があります。詳細はリンクしますので詳しく知りたい方はご覧ください。 →ガケ条例とは
購入申込(買付)を出す
いたって一般的な申込書の内容です。
ポイントはこのタイミングで売買契約希望日と引渡希望日、ローン利用予定金額をを記入している点です。
擁壁の件で気になりましたが、購入を取りやめませんでした。
理由は両隣の家が普通に建っていたから、多分大丈夫だろうと考えたからです。浅はかです…
申込書を提出して2時間後、N社から連絡がありました。
申込ありがとうございます。申込は1番手ですが、値引交渉あるので2,780万よりも高い金額が入った場合と同額でも自社のお客様が購入を希望したらそちらを優先。あと、ローンの事前審査通らないと契約はできません。
高い金額の話が入ったら教えてください。事前審査は結果を早めに連絡します!
このやりとりは1番手であっても後だしの金額の高い申込には敵わない、自社のお客様を優先するというのは、N社としては当然仲介手数料を売主と買主両方からもらえる両手取引を優先します…手数料2倍ですから。
やっことしては1番手だから優先られると思いきや、すごく弱い立場なのは分かりますか??
申込をしてくれた友人に相談するとこんな回答が…
やっこの購入意思が強いなら申込金額を上げる方法があるよ。だけど、たとえ値引なしの申込に切り替えたとしてもN社のお客様が値引なしで申込入れたら負けると思う!(ズバっと)
たしかにその通りだと理解しました。友人からこの状況を打破する手段とリスク教えてもらいました…
やとりあえず値引きはそのままの状態で、仲介をN社に切り替える!つまりN社のお客になる。だから仲介手数料は98万程度発生する。それでもN社内で2,780万より高い金額が入れば負ける。だからその時はそれより高い金額、最大で売値2,980万で被せる。ここまでやったら多分負けない!
なるほど、値段は正直満額でも買う気で…値引きできたらラッキーくらいの感覚だったから良いのですが、仲介手数料が大きいのと、ここまで動いてもらった友人に申し訳なく躊躇しました。
思い返してみました。
希望に近い建売を逃してから約1年、ヒットする物件がなくて今回も逃したら次はいつになるのか…
結果的に友人に頭を下げ、仲介をN社に変更しました。友人は快く了承してくれました!ホントこの御恩は忘れられないです。
ここまでがやっこが土地情報を見つけて〜申込までの経過です。色々なやりとりがありましたが、すべて2月18日の出来事です…それまで全く動きのなかった日々が続いていましたが、情報が出たその日の動きはかなり早かったです。
すぐに購入を決断できた理由
別記事にもしましたが、ほとんどの方が不動産て生涯で買うものの中で1番高い買い物です。もちろん、失敗したくありません。
だから購入を決断するのには、準備が必要です。それがこちら→
- 土地はエリア別に特性や価格の相場を理解しランク分けしておく
- 建物のことは土地探しと常に並行して検討して建築会社の候補を価格帯別に数社検討
- 自己資金とローン金額について具体的にイメージしておく
- 予算オーバーの時何を優先するか事前に家族で話し合っておく
やっこは土地購入から建物新築だったのでこのようなパターンになりましたが、中古住宅や新築建売の場合は少し変わってきます。
もちろん、申込(買付)をしただけでは土地は購入できません。買付を出してから売買契約に至るまでの実体験も載せていきますので、そちらもよろしければご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。 それでは、バイバイ!!
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