こんにちは、やっこです。
勢いのある住宅会社の筆頭ともいえるタマホーム!やっこも2021年4月にタマホームと契約しました。
我が家のタマホームとの契約から建物完成までの打合せ内容や工事内容を忖度なしでリアルにお伝えしていきます。
今回の記事はタマホームを検討される方は勿論、これから注文住宅を検討する方にとって参考になる記事となれば幸いです。
今回は『請負契約時の見積り公開編』を記事にしていきます。
家は長く住むもので、本当にいい家だったかは長年住んでみて初めて評価されるものだと思います。なので現時点でタマホーム最高とか最悪とかいうことはありません。
それでは本題です。
やっこが請負契約を結んだ2021年4月時点のもですのでその点はご了承ください。
見積り時のリアルな感想
- 坪単価制度は見積り業務が効率的
- とある項目で金額調整してる
- 見積り作成するのが早い
- 明朗会計ではない
さっそく見積もりがこちら、請負契約時の見積は依頼してからわずか2日でできてきました。
さすがタマホーム早い!
タマホームの見積もりの仕組み
タマホームの請負契約の内訳はこんな感じです。
- 坪単価×施工床面積で決まる本体工事価格
- 各種オプション価格
- 付帯工事
- その他費用
坪単価×施工床面積で決まる本体工事価格
タマホームは商品ごとに1坪あたりの単価が決まっていて、施工床面積を掛けたものが本体価格になります。分かりやすいです!
延床面積:すべての階の床がある部分の面積を合計したもので、バルコニーや屋上、玄関外のポーチ、小屋裏収納などは含まれません。
施工床面積:タマホームでの定義では、延床面積に加えてバスコニーや玄関外のポーチなどその名の通り施工する箇所全てが面積に含まれます。なお小屋裏はここでは含まれず、オプションに含まれました。
バルコニーや玄関外のポーチなどは、室内の床面積の60〜70%程で計算していました。
我が家は少し広めのバルコニーもあって玄関ポーチも広くとったので、それだけ費用が掛かっています。
各種オプション価格
こんなにオプションつけられる方は初めてです・・・
ややこしいですが我が家のオプションは見積りにある296万+その他費用にある320万円のうち240万円が実質オプションで合計536万円と認識しています。
ややこしいですよね…ややこしいのを解説している記事がコチラです。
提案されていたパッケージ商品を途中で別のパッケージに変更したら、オプション価格の一部がその他費用に移動しましたw
タマホームの様々なオプションが気になる方は参考になると思います。
ひとつひとつの項目の説明と金額は別記事でまとめますのでそちらをご覧ください!
付帯工事
付帯工事は項目にある通り、屋外給排水工事や屋外電気工事、仮設費用(足場)などになります。
各項目の詳細金額は不明で一式の表示です。
その他費用
こちらも項目にある通りです。図面作成、設計料、工事管理、地盤調査、建築確認申請、長期優良住宅申請…地域対応費。こちらも内訳の記載はなく一式の表示です。
オプションは設備だけじゃない
タマホームの坪単価に含まれる標準仕様で決まっているのは窓や外壁、水回りなどの設備だけではありません。収納や扉、窓の数も決まっていて、間取りが大きくなるに従ってそれらの追加オプションが発生する仕組みになっています。
我が家は5LDK+小屋裏で部屋数が多いこともあって、室内扉や窓、収納スペースを増やすことでオプションが膨らんでいます。
加えて太陽光、エコキュート高圧460L、食洗機深型、固定階段の小屋裏などなど数十万単位で増えていくオプションが盛りだくさんです。
我が家は比較的シンプルな家の形状なので追加はありませんでしたが、基礎や屋根の形状なので追加オプションとなることもあるようです。
付帯工事も面積次第で増加
タマホームの本体工事=坪単価×施工床面積とお伝えしましたが、付帯工事も同じ要領で計算されています。
約30,000円×施工床面積という具合で施工面積が増えると付帯工事も同じように増えていきます。
同じ建物面積でも土地の形状や道路との高低差によって付帯工事費用に差が出ます…。そうすると得する人と損する人が出てきそうですw
ちなみに比較していた建築会社ではどこも個別で見積りをとって付帯工事費用が計上されていました。
こちらも一式の金額なので細かい内訳は不明です。
その他費用に要注意
図面作成、設計料、工事管理、地盤調査、建築確認申請、長期優良住宅申請…地域対応費。
並べてみると地域対応費以外は必要経費で本体価格に含まれていても良いような項目です。
地盤調査費は調査の費用であって、地盤改良が必要な場合は別途請負契約外で費用が発生します。
最後にあるくせものの地域対応費、これが都合の良い項目です。
やっこは請負契約前に間取等は変えずにパッケージ商品を『支店限定』→『Dパッケージ』に変更したところ、その他費用が87万→313万に増額しました。
こちらも一式の金額なので細かい内訳は不明です。
『Dパッケージ』にすることでオプションで計上されていたものがサービスになり利益調整のために、その他費用が増額されました。
請負契約に含まれないもの
見積書の終わりに一覧が書かれていました。こちらは汎用的なもので、お客様ごとに違う内容ではないと思います。
- 登記費用は建物の表示登記•保存登記•抵当権設定と最大で3つの登記があります。
- 消費税以外の税金(不動産取得税や固定資産税)
- 火災保険費用 地震や家財など保障内容によって金額が変わってきます
- 地盤補強工事 こればかりは運任せですが、かかる場合は100万以上のケースもあります
- 外構工事 建物が優先されて費用が削られがちですが家の見栄えは外構が大きく影響します
- カーテン工事 こだわり出すと止まらなくなるのがカーテン工事
- つなぎ融資費用 銀行融資を利用する方は必要な場合もあります
請負契約に含まれないものは建築会社ごと違うので、見積書の総額だけで比べていると失敗してしまいます。特に地盤改良が含まれるか含まれないは分かれるところです。
資金計画段階で項目と見込まれている費用について入念にチェックが必要です。
参考までに、我が家の資金計画時の予算取りはコチラ!
500万円以上は必要になる計算です。
やはり地盤改良の有無が大きく影響してくるのがわかります。
ローン保証料(借入額の2.2%)というのは銀行に支払う費用です。一括で支払うと高額ですが、銀行によっては金利を上乗せして毎月の支払いで対応してくれることも可能です。
つまり地盤改良とローン保証料で最大200万近くは削れる可能性があります。
建築会社との請負契約、銀行とのローン契約には本来収入印紙が必要です。
やっこの場合、請負契約に1万、ローン契約に6万の印紙が必要でした…
しかし電子契約で行うことでなんと印紙代は0円になります。
電子契約に対応していない会社も多いかとは思いますが、我が家は運良くどちらも電子契約だったため、印紙は不要でした。
まとめ
- タマホームの本体価格は坪単価計算なのでお客様側からしたら分かりやすい!タマホーム側としても計算がしやすく効率的。
- 建物本体価格だけではなく、付帯費用も坪単価計算!本体工事とは違って土地の形状や高低差によって実際の値段が変動する項目なので、損するケースもありそう。
- タマホームのオプションは設備だけではなく、窓や収納の数によっても膨らんでいく
- その他費用の大半は必要経費で本体工事と分けることで本体価格を安く見せている
- 地域対応費という汎用性のある謎の項目で価格調整をしてくるため注意が必要
- 請負契約以外にかかる項目だけでも最低300万円程度の費用が必要
どうでしたか?なかなかリアルな見積もりを見る機会はないかと思います。
これから新築を検討する方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた次の記事で!バイバイ!
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